2007年8月23日木曜日

後藤神父 毎日国際交流賞受賞

先ごろの長岡市主催の米百俵章受賞に続いて、カトリック吉祥寺教会の後藤文雄神父が、毎日新聞社が行っている毎日国際交流賞を受賞いたしました。

毎日新聞 2007年8月23日朝刊17面より(クリックで拡大)

後藤神父は1981年にカンボジア難民の子供を引き取って以来、現在に至るまで、内戦で荒廃したカンボジアへのたゆまない支援活動を続けています。

1995年からは、カンボジアでの僧侶との出会いをきっかけに、小学校の建設を始めました。「お米は食べれば1日、教育に充てれば生涯」という、教育こそが自立を促すという米百俵精神に基づいて、現在14校目の学校を建設中です。


2002年には「後藤文雄支援団体」がカンボジア政府からNGOの認定を受け、2003年には「AMATAKカンボジアと共に生きる会」を設立。AMATAKは2005年に東京都からNPO法人の認可を受けました。個人で始めた小さな支援が、多くの賛同者を得て、素晴らしい活動を展開しています。

今回の毎日新聞社主催の毎日国際交流賞の受賞も、そんな地道な活動が評価されてのこと。この受賞によって、より多くの方がカンボジアの現状や支援活動に目を向けてくださることを願っています。

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■後藤文雄神父・カンボジア講演会のお知らせ

日時:2007年10月7日(日) 9:00~10:30 (※13:00より変更)
場所:カトリック吉祥寺教会大ホール
主催:ガールスカウト東京都18団

※参加費無料、皆様のお越しをお待ちしています

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2007年8月20日月曜日

ボーイスカウト夏キャンプ in 山梨県白州

ボーイスカウト武蔵野第1団及び第2団、ベンチャースカウト武蔵野第1団のキャンプは、2007年8月14日(火)より20日(月)にかけての6泊7日、山梨県の白州にて行われました。

往復の交通はバス。その他にトラックにバク材、コンパネ、竹材とキャンプ用品を満載して吉祥寺を出発しました。視察に伺った団委員が撮影した写真の一部を紹介いたします。


宮崎神父も多忙の中キャンプ場に駆けつけ、スカウト達の元気な顔を見てほっとひと安心しました。


小川の上に囲炉裏端を設け、キャンプ場とは思えない風情あふれる集会場。川の流れを利用して流しそうめんも実施しました。


ドラム缶風呂。「ゆ」というのれんが何とも…。


生きたニワトリをさばいて調理。調理するスカウトは大騒ぎですが、それをさせるリーダーは、食べるものの有難さをどれだけ上手く伝えられるかに努めます。


ベンチャースカウトのリーダーサイトは木の上に設けました。こんなことも出来るんだよという見本になって欲しいというリーダーの情熱がサイトの形になっています。実は作った本人も落ちやしないかヒヤヒヤもの。


日向山への一泊登山から無事に帰還した逞しいベンチャースカウトの姿。


キャンプファイヤーの火を囲む頃には、この長いキャンプ生活も終わりに近づいてきます。都会の喧騒を忘れて、木々に囲まれて歌って踊る楽しい夜になりました。

2007年8月17日金曜日

カブスカウト夏キャンプ in 四尾連湖


武蔵野1団、2団カブスカウト隊は、8月17日(金)から19日(日)にかけて、山梨県の四尾連湖にて夏季キャンプを行いました。


四尾連湖は、中央高速道路甲府南インターから車で30ほど、または身延線市川大門駅から12kmほど山道を上がった標高約850mの山間にある周囲約1.2kmの湖で、その湖畔のバンガローが今回の宿舎でした。


到着して早々、地の利を生かしてタイヤチューブと竹を使いイカダを手作りし、見事に乗ることが出来ました。


翌日にはイカダを使って仲間が力を合わせてリーダー扮する海賊から宝物を奪い、勇気と友情を学ぶことに。


親元を離れた子供たちにとって夜のプログラムは重要。湖畔から少し上がったところにある神社までの暗い道のりを歩いていく「肝試し」。泣いてしまう子もいますが、いざというときの勇気や落ち着いた行動につながればというリーダーの願いが込められています。


キャンプファイヤーはキャンプをしめくくる最後のお祭り。大きな声で歌ったり、踊ったり。1団、2団、リーダーがそれぞれスタンツ(寸劇)を披露して楽しく過ごしました。


朝夕は涼しい山と水に恵まれた環境の良いキャンプ場で、大きな事故も無く、中身の濃い充実したキャンプが出来ました。